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2005
Jul 15 |
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Dear Friends,
蒸し暑い日が続いていますが、皆さんお元気ですか? さて――いよいよお待ちかね(?)新刊&サイン会のお知らせです! 今年のGWまでの一年間「週刊文春」に連載していたエッセイが、早々と一冊にまとまることになりました。 『楽園のしっぽ』というタイトルにこめた思いは、どうか本文をお読み頂ければと思いますが、いわゆる〈田舎暮らしのエッセイ〉、あるいは単なる身辺雑記、には終わらないように努めたつもりです。 話題も、自然の中での気づき、人間関係の難しさ、結婚や出産、恋と友情、社会問題や旅の話……などなど、多岐にわたっています。 さらにさらに、今回の本には文章以外にも、うちの農場に暮らす仲間たち――二頭の馬と、二匹の犬(つい最近迷い犬が加わって今や三匹になりましたが)、それに八匹の猫(同じくつい最近生まれちゃったので今や十二匹になりましたが)、加えてニワトリやウズラやウサギたち――の写真も満載ですので、目と心の両方でたっぷり楽しんで頂ける一冊となったのではないかと自負しています。 表紙は、〈窓からこっちを覗きこんでいる馬の写真〉。 書店で見かけたら、どうぞお手にとってみて下さいますように。 なお、7月22日(金)と23日(土)、都内二ヶ所の書店でサイン会をひらくことになりました。今回は諸事情により東京だけになってしまって、遠方の方、ごめんなさい。 場所と時間の詳細はトップページのほうにアップしてありますので、お時間のある方はどうぞいらして下さいね。 皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。 えーところで、最近のムラヤマはどうしているかと言いますと、馬のマラソン競技に出場した際に痛めた腰をかばいながら、日々モソモソと、でも私なりにコツコツと、今はおもに翻訳の仕事に向かっています。 タイトルは、『不思議の国のアリス』……! ルイス・キャロルによるこの物語自体はすでに何人もの方が訳されていますが、今回の本で特筆すべきは、かのトーベ・ヤンソン(ごぞんじムーミン谷シリーズの作者)が描いた挿絵がふんだんに使われていることなんです。 ムーミンというとアニメでおなじみの可愛い姿を思い浮かべがちですが、オリジナルのヤンソンの絵はかなり異様というか昏さを感じさせるものでして、今回の『アリス』に添えられているそれも、ひと目見るなり魂をわしづかみにされてしまうくらい凄みのある絵ばかりです。どこか日本の怪談を思わせる雰囲気。 長いあいだ日本では刊行されることのなかった、この幻とも言うべきヤンソン版『アリス』を訳せる機会を頂けたことは、私にとっても大きな喜びです。なにせ、子どもの頃からチェシャ猫の大ファンでしたしね。(笑) けど、始めてみると……こんなに長い話だったっけ !? と焦ることしきり。どうやらこれが、私にとっての〈夏休みの宿題〉になりそうです。 刊行は、順調に行けば来春くらいかな。 小説やエッセイとはまた違ったムラヤマワールドを楽しみにしていて下さいね。 ではでは、また。 皆さま、日本の夏を満喫して下さいませ。 FROM YUKA 【 diary 】 comments (x) trackback (0)
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2005
Jul 15 |
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単行本(ソフトカバー): 276ページ出版社: 文藝春秋 ISBN-10: 4163672109 ISBN-13: 978-4163672106 発売日: 2005/7/15 房総の丘の上、馬と犬と猫、鶏、うさぎに囲まれた自給自足の生活。「憧れの田舎暮らし」を実現させて十余年、自然と向き合う日々は…じつは結構ツライ。容赦ない気候、終わりなき農作業、作物の病害虫、人の都合などお構いなしの動物たち。でも、生きものとして真っ当に日々を過ごせる、ここが私にとっての「楽園」なのだ―。直木賞受賞後初のエッセイ集、心豊かな四季の記録。 【 works::エッセイ 】 comments (x) trackback (0)
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単行本(ソフトカバー): 276ページ