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2008
Apr 02 |
AM4:22
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四月一日、午後一時、空っぽになった仕事場で、管理会社の担当者と待ち合わせて引き渡しの立ち合い。
がらんとした部屋が、せつない。 この物件に一度住んでしまうと、ほかはどこを見てもみんなフツーに見えちゃうんですよね、いつかご縁があったら次はぜひメゾネット階に住んでみたいです――と言ったら、ムラヤマさんならぜひぜひ、と言ってもらえた。 敷金から引かれる費用も、数ヶ所のプラスター壁の塗り直しとハウスクリーニング代くらいで済みそうだ。 ……よかった。銀次が爪研ぎでバリッバリに剥がした、しわしわの和紙の壁紙――ちぎれた和紙の断片をスプレー糊でいちいち貼り付け直して補修しておいたのは、見破られずに済んだみたい。 手間暇かけた甲斐があったよ。 戻ってからひとり、ごそごそと段ボールの片づけ。 原稿も気になるけど、とりあえず通り道くらいは確保しておかないと、火事になったら逃げ遅れて焼け死んじゃいますもの。 夕方、「おいしいコーヒーのいれ方」WEB連載担当のN村さんから電話があって、 「で、いつまでお待ちしましょう?」 ……ううう、すみませんが、来週明けまで待ってもらえませんかのう。一日や二日延ばしてもらったところで週刊文春「W/F」の〆切があるので同じことなんです。週明けには必ずお納めしますから、どうでしょう、無理でしょうかのう……。 「や、無理と言うことはありませんが、その、週明けこそ『必ず』頂けるという根拠は?」 ものすごく率直にそう訊くN村さん。 「こ……今週末は、引っ越ししませんもん!」 ――ムラヤマ、ケツに火がついてます。 【 diary 】 comments (x) trackback (0)
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