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2008
Apr 29 |
AM10:47
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昨日は目が覚めたら昼の十一時を過ぎていて、午前中にゲラを集英社に届けるつもりだった私の第一声は、
「ぎょえっ! やば!」 急いで千倉の実家へ行く支度をし、前日のうちに買っておいた桜あんぱん(桜の葉の塩漬けが巻いてあるやつ♡)を虫養い用に持ち、車を出す。高速のちょっとした渋滞を利用して頬張った桜あんぱんは、期待通りおいし……いはずが、いかんせん皮がパッサパサのカチカチ (TÅT) そうか、よくあるビニール包装のじゃなくて、1個ずつ買ってコジャレた薄い紙袋に入れてもらっただけだったから一晩で乾いちゃったのね……。失敗でした。あんこは美味しかったけど。 で、神保町三丁目の集英社新社屋に到着。神保町の交差点まで来てから15分も周辺をぐるぐる回ってしまうところが私である。 メガネの担当Nさん宛にと、ゲラを一階受付に預けるだけで帰るつもりだったのだけど、ふと思い直し、一応電話で取り次いでもらってみた。 そもそも届けにくるとも言ってないし、GWの谷間の月曜日、しかもお昼になったばかりのこんな時間に来てる編集者なんているわきゃない。けど、もしも万が一、先方が上の階にいたとしたら、声もかけずに帰るのは何だか水くさいじゃないですか。つーか、ゲラのお戻しがこんなに遅くなったことを、まずは謝らなくちゃいけませんがな。 でも、丸顔が可愛い受付の女の子は、何か話していた電話を切ると、私を見あげて無邪気に言った。 「○○はまだ、出社されていません」 …………。 あ、そっか、四月だもんな~。研修中の新入社員だ~、きっと。 そうですか、されていませんか、じゃあすみませんがこれをですね……とゲラの封筒を預け、再び高速に乗ったあたりで、担当Nさんから携帯に連絡が。またまた渋滞を利用してかけ直す。 ええっもしかしてご自身で持ってきて下さったんですか、とえらく恐縮して下さり、こちらこそ恐縮。 よかった、これでゲラは無事に入稿でき、予定通り5月の26日には最新刊『明日の約束』が出せそうだ。 ほほほ、終わりよければすべてよし、ってね。←おまえが言うな。 ※ アクアラインの海ほたるで、晴れているのにうっすら霞んだ海を眺めながらお蕎麦を食べ、房総めざしてまっしぐら。 高速を下りてすぐの館山のホームセンターで、猫用の缶詰(もみじは白身魚でなきゃだめなの)やら、ネジ釘(椅子のぐらつきを直すための)やら、針金(ベランダの植木を倒れないように縛るための)やら、ドライバードリルの先に取り付けられる砥石(ビリヤードキューの先端のタップを削るための)やらといった田舎ならではの品揃えを堪能し(都会では東急ハンズあたりにしか売ってないのよ)、午後四時ごろ、千倉の実家着。 待ちくたびれた両親は、すでに庭先の椅子にすわって日向ぼっこしながら待っていた。 「うわあ、はっきり言わせてもらうけど、あんた、よう肥えたなあ」 と、開口一番に母。 そのあと部屋に上がってお茶を入れ、向かい合わせに座ったとたん、 「あのう、はっきり言うて悪いけど、あんた太ったんちゃう?」 お茶を飲みながら話している最中にも、 「お話の途中、えらい失礼でっけど、あんた太ったなあ。いま何キロある?」 カラになった急須にお湯を入れようと立ったとたん、 「あんた、よう見たらえらい貫禄やんか。ちょっと太り過ぎやで」 六時間ほど居た間に、いったい何十回言われたやら。 はい。――はい、もうよくわかりました、おかあちゃん。次に会うときまでには痩せてみせますとも、ちきしょ……(大泣) しかも、私がそう言われて凹むたび、隣では一緒に行った同居人がえらく嬉しそうに笑いころげるのである。 そういう彼だって父親から、しごく冷静かつニコヤカに、 「ちょっと、メタボだねえ」 と言われて絶句してたけど。 夜10時に千倉を出て、ふたたび海ほたるでトイレ休憩。 途中、浮島あたりでガソリンが空になりかけて、どきどきしながらスタンドを探したりもしたわりに、12時半過ぎには家に着いた。 で、久々の早寝。 長距離を運転すると、やっぱけっこうくたびれますわ。 【 diary 】 comments (x) trackback (0)
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