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2010
Jul 10 |
PM23:32
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何回目のとは申しませんが (申さずともプロフィールを調べればすぐわかっちゃいますが)、不肖ムラヤマ、本日が誕生日でした。 友人に教えられて、うっそーんと思いながら某SNSの村山関連コミュニティを覗きに行ってみたら、なんと、ほんとにたくさんの方からお祝いのメッセージが! うわ……気持ちが嬉しくて、涙が出そうになっちゃったよ。 皆さま、ありがとうございます。この場を借りて心からお礼を申し上げます。 ――ん。頑張って書こう。 ※ ※ ※ 三日前のことになるけれど、七月七日の早朝、入谷の朝顔市に行ってきた。 「オール讀物」に連載中の「風酔ひ」、第二回の〆切が迫っていたけれど、その冒頭場面の取材でもあったので、思いきって行く。いまの住まいから車でほんの五分ほどだしね。 まずは鬼子母神さまにお参りし、朝顔の染め抜かれた日本手ぬぐいを買い、朝顔そのものも二鉢購入。 朝から行ってよかった。おまつり自体は六、七、八日の三日間、午前五時から午後十一時までやっていたのだが、私が昼ごろ行くつもりでいたら、家人からもっともな指摘が。 「朝顔なんだからさ、朝行かないと全部しぼんでるんじゃないの?」 ……まったくだ。なんでそんなことに気がつかなかったんだろ(^^;) というわけで、そうとう頑張って早起きして、正解だった。花、すごくきれいだったもの。 青い絞り咲きの西洋朝顔と、昔ながらの日本朝顔の二鉢を買った帰りには、根岸の豆腐料理専門店「笹之雪」で朝ごはん。 三百年もの歴史のあるこの店には、正岡子規もよく通っていたし、それどころか討ち入りのあと謹慎させられていた赤穂浪士たちのもとへ豆腐料理をさしいれた、なんて逸話も残っている。 そして、入谷に朝顔市が立つ三日間だけは、朝七時から店を開けているとか。粋だねえ。 限定メニューも美味しかったです! 豆腐づくしだけで、あんなにおなかがいっぱいになろうとは。 帰りに玄関のそばの展示コーナーを覗いたら、故・吉村昭さんの新聞連載小説が貼ってあった。人に連れられて「笹之雪」を訪れる場面。 そしてその隣には、俳句の短冊が。 蕣に朝商ひす笹の雪 (あさがおに あさあきなひす ささのゆき) ――明治三十年 正岡子規 のれんをくぐって表へ出ると、打ち水をした玄関先には、たくさんの朝顔の鉢が並んで、とりどりの花を咲かせていた。 その夕刻。『風酔ひ』第二回を、なんとか書き始める。 予定通り、冒頭は朝顔市のシーン。心は離れかけているけれど、習慣で手をつないで歩く夫婦。子どもを作りたがらないくせに鬼子母神に何事か祈る妻を、夫は冷ややかに眺め、それでも彼女が買い求めた朝顔の鉢を黙って持ってやる……。 つい先頃までずーっと日記が滞っていたのでお知らせできませんでしたが、『風酔ひ』は小説誌「オール讀物」に、それと連動する物語『花酔ひ』は季刊誌の「嗜み」に、それぞれ連載中です。あわせて一冊にまとまるのは一年後くらいかな。 なお、後日また改めてお知らせしますが、今月の終わりに幻冬舎から、初の連作短編集『アダルト・エデュケーション』が発売されます。 こちらは『ダブル・ファンタジー』の流れを汲む、エロスを全開にした小説たち。大丈夫な方は、どうぞ思いきりお楽しみに! 大丈夫でなさそうな方は(笑)、今年じゅうくらいに、乗馬の耐久レースに材を採った書き下ろしの青春小説が出る予定ですので、そちらを待っていてください。まだ一行も書いてないんだけど(おい)、頑張ってこれからガシガシ書きますからね! 【 diary 】 comments (x) trackback (0)
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