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top > 2008年04月
2008
Apr
25
AM0:38

 ……やばい。
 風邪ひいた。
 気が緩んだか。

 ゆうべ、「W/F」を脱稿する間際から急に咳が出はじめたのだった。気管支が弱いとみえて、何かというとすぐに喉にくる。
 で、パブロンゴールドだのウガイだのノド飴だのトローチだのといった、奮闘~努力の甲~斐も無く♪ まる一日たった今は少々熱が出てきたもよう。体の節々がだるくて、皮膚の表面がひりひりする。

 あわわー。明日(今日)は、大阪のイベントで喋らなくちゃならないのにな。
 でもまあ日帰りだし、高いユンケルでも飲めばしのげるでしょう。

 とりあえず、尻に帆かけて早寝するとします。おやすみなさい。


PS.
 BGMは、ジェネシスの「Selling England By The Pound」でお送りしました。
 昔持ってたレコードではB面の最後にリプライズで流れたはずの曲が、CDにはなぜか収録されてなくて、通して聴くたびになんかこう、尻切れトンボな感じがして哀しいっす。
 なんでこういうことするかなあ……。

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2008
Apr
27
AM3:24

 金曜日、大阪日帰り出張を無事に終えて帰宅。
 家まで送ってくれた集英社Oさんと新担当Iくんとに上がってもらって、コーヒーを一杯、ビリヤードを3ゲーム。
 Iくん、リビングからの夜景にいたく感動してくれた。なんか、いいなあ。今どき、こんなに素直に感激してくれる若者も珍しい。

 が、元気だったのは薬が効いていたからのようで、夜半からまた発熱。それ以降今に至るまで、37度ちょっとの微熱と咳が続いています。
 いっそのことガッと出てブワッと汗かいてサッと引く、というほうが楽なんだけど、体の芯に熱がこもっている感じで鬱陶しい。寝込むほどではないが起きているのはしんどい、という感じ。

 土曜日は、雨。
 はずせない用事があったので、新車のビュートくんを運転し、上野までいく。

 用事を済ませた帰り道。微熱をおびた体に、ワイパーが刻む物憂げなリズムが心地よくて、そのままちょっと離れた街まで足をのばしてみた。
 DEAN&DELUCAでいつものコーヒー豆を買い、本屋で文芸書を幾冊かと旅のガイド本を買い、最後に駅前のこじゃれた花屋でくちなしの鉢植えを買う。
 くちなしは、雨の日のほうが強く香るように思う。
 いまは鉢を置いたリビングの一角だけ、空気がとろりと濃くて重たい感じです。 

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2008
Apr
28
AM4:28

 相変わらず熱っぽくてだるくて午後も遅く起き、ホットサンド(クロックムッシュ)と目玉焼きで本日最初のごはん。
 そのあとは、ひたすら、五月末に出る新刊のゲラ直し。

「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズ、セカンドシーズンの二巻目、通算十二巻目にあたる『明日の約束』。しばらくWebで連載していた本編の後ろに、書き下ろしの番外編をつけて一冊にまとめたわけだ。

 夜までかかってゲラに細かく目を通した後は、あとがきの執筆。約7枚。
「おいコー」シリーズ (と、いつのまにか縮めて呼び始めたのは読者だが、軽んじているわけでなく愛着をこめての呼び名であることがわかるので私も拘りなくそう呼んでいる) においては、本編とともにあとがきが楽しみと言ってくれる人も多いものだから、気楽に読めるように書きつつも、手は抜けない。

 それから、Web用の読者宛てメッセージを書く。
 サイトには番外編の冒頭にあたる一部分しか載せないことになっているので、「ちょっとだけよハート」って感じでごめんね、続きはどうか新刊読んでね、という内容。

 で、あとがきのほうを、校正の新担当氏にメール添付で送信。
 メッセージのほうは、メガネの担当Nさんにメール添付で送信。

 嗚呼……マジ終わったよ……(TÅT) ←抜け殻。

       ※

 さて、明日は房総の実家までドライブの予定。
 その行きがけに、今日(昨日)のうちに宅配便で送れなかったゲラを、集英社の受付に預けていかなくてはならない。
 行きがけ、といっても、嗚呼……すっごい遠回りだよ……(TÅT) ←自業自得。

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2008
Apr
29
AM10:47

 昨日は目が覚めたら昼の十一時を過ぎていて、午前中にゲラを集英社に届けるつもりだった私の第一声は、
「ぎょえっ! やば!」
 急いで千倉の実家へ行く支度をし、前日のうちに買っておいた桜あんぱん(桜の葉の塩漬けが巻いてあるやつ♡)を虫養い用に持ち、車を出す。高速のちょっとした渋滞を利用して頬張った桜あんぱんは、期待通りおいし……いはずが、いかんせん皮がパッサパサのカチカチ (TÅT)
 そうか、よくあるビニール包装のじゃなくて、1個ずつ買ってコジャレた薄い紙袋に入れてもらっただけだったから一晩で乾いちゃったのね……。失敗でした。あんこは美味しかったけど。

 で、神保町三丁目の集英社新社屋に到着。神保町の交差点まで来てから15分も周辺をぐるぐる回ってしまうところが私である。
 メガネの担当Nさん宛にと、ゲラを一階受付に預けるだけで帰るつもりだったのだけど、ふと思い直し、一応電話で取り次いでもらってみた。
 そもそも届けにくるとも言ってないし、GWの谷間の月曜日、しかもお昼になったばかりのこんな時間に来てる編集者なんているわきゃない。けど、もしも万が一、先方が上の階にいたとしたら、声もかけずに帰るのは何だか水くさいじゃないですか。つーか、ゲラのお戻しがこんなに遅くなったことを、まずは謝らなくちゃいけませんがな。

 でも、丸顔が可愛い受付の女の子は、何か話していた電話を切ると、私を見あげて無邪気に言った。
「○○はまだ、出社されていません」
 …………。
 あ、そっか、四月だもんな~。研修中の新入社員だ~、きっと。   
 そうですか、されていませんか、じゃあすみませんがこれをですね……とゲラの封筒を預け、再び高速に乗ったあたりで、担当Nさんから携帯に連絡が。またまた渋滞を利用してかけ直す。
 ええっもしかしてご自身で持ってきて下さったんですか、とえらく恐縮して下さり、こちらこそ恐縮。
 よかった、これでゲラは無事に入稿でき、予定通り5月の26日には最新刊『明日の約束』が出せそうだ。
 ほほほ、終わりよければすべてよし、ってね。←おまえが言うな。


       ※

 アクアラインの海ほたるで、晴れているのにうっすら霞んだ海を眺めながらお蕎麦を食べ、房総めざしてまっしぐら。
 高速を下りてすぐの館山のホームセンターで、猫用の缶詰(もみじは白身魚でなきゃだめなの)やら、ネジ釘(椅子のぐらつきを直すための)やら、針金(ベランダの植木を倒れないように縛るための)やら、ドライバードリルの先に取り付けられる砥石(ビリヤードキューの先端のタップを削るための)やらといった田舎ならではの品揃えを堪能し(都会では東急ハンズあたりにしか売ってないのよ)、午後四時ごろ、千倉の実家着。
 待ちくたびれた両親は、すでに庭先の椅子にすわって日向ぼっこしながら待っていた。

「うわあ、はっきり言わせてもらうけど、あんた、よう肥えたなあ」
 と、開口一番に母。
 そのあと部屋に上がってお茶を入れ、向かい合わせに座ったとたん、
「あのう、はっきり言うて悪いけど、あんた太ったんちゃう?」
 お茶を飲みながら話している最中にも、
「お話の途中、えらい失礼でっけど、あんた太ったなあ。いま何キロある?」
 カラになった急須にお湯を入れようと立ったとたん、
「あんた、よう見たらえらい貫禄やんか。ちょっと太り過ぎやで」

 六時間ほど居た間に、いったい何十回言われたやら。
 はい。――はい、もうよくわかりました、おかあちゃん。次に会うときまでには痩せてみせますとも、ちきしょ……(大泣)
 しかも、私がそう言われて凹むたび、隣では一緒に行った同居人がえらく嬉しそうに笑いころげるのである。
 そういう彼だって父親から、しごく冷静かつニコヤカに、
「ちょっと、メタボだねえ」
 と言われて絶句してたけど。

 夜10時に千倉を出て、ふたたび海ほたるでトイレ休憩。
 途中、浮島あたりでガソリンが空になりかけて、どきどきしながらスタンドを探したりもしたわりに、12時半過ぎには家に着いた。

 で、久々の早寝。
 長距離を運転すると、やっぱけっこうくたびれますわ。

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